昼過ぎ起床
一服終えたらすぐに着替えて
立川まで自転車で
西谷直登という男に会いに
僕の先輩でずっといて欲しい人
あんなに二人きりで長いこと話したのは
初めてかもしれない
ルノワールは時が経つのが早かった
僕は誰かを励ますとき
あるいはサポートするとき
かなり言葉を選び
また言葉を使う
その言葉たちがその人を護ってくれるように
彼は言葉よりも沈黙を選ぶ
思考と行動により先回りしてくれている
しかし、どこか、インスピレーションでは
お互いの閃きの衝突とタイミングは
抜群な瞬間がある
自転車にまたがり
東八沿いを急ぐ自分
残された時間を帰路に喩えて
決心を揺るぎないものにする為のペダルを強くこいだ。