四谷公演
ご来場の皆様、誠にありがとうございました。
初めての地でパフォーマンスを見せる。
そんな事はもう慣れっこなんだけどね
オープンした後の緊張感というか
せりあげてくるモノは久々でしたよ。
(カフェイン摂りすぎたせいもあるけど)
神がかるライブへの通過儀礼というかね
あるんですよ。
ジンクスとも違う啓示に近い何かが。
もう本番はぶっ飛びっぱなしで
イメージの景色や色合いしか覚えてないけど
ラストの"慕情と墓標"を生声で歌い終えた後
目を開けたら押し潰されそうなくらい
みんながグッと俺を見つめていて
本当に幸せだった。
ある種の孤独を感じた。
だからステージ降りてからは本当に誰にも会いたくなかった。
というよりも言葉全てが何だかすごく薄っぺらい入れ物のような気がしてね
酷く怯えていたよ。
代償です。
公に魂のアリカやカタチや発光を見せた(というよりも見られた、に近い)後は必ずそうなる。
酷い孤独。
だけど1時間近くソレを共有し合えたエクスタシーは
男女、年齢、国籍、育ち方は不問で
分かち合えたはずだと信じてる。
エクスタシーとエネルギーに境界線はない。
思想を殺して生まれたての欲望を解き放つ。
見えちゃいけないモノが
段々見えてきた。