漫画ばかり読んでる。
最近はクロサギとシマシマとヒミズと、はるか17を読んでる。
漫画に感化される事がある。
それは日常的な体験を通して自分の経験や言葉になったりする。
"あの漫画が面白い"という観点よりは"この作者ヤバイ"みたいな感覚に近い。
何というか例えば恨みの深さやトラウマ、タブーを超越したシンパシーというか、まぁ俺にとっての「免罪符」みたいなもんなんだよね。
狭いのか広いのかわからない日本で、同じような事や悶々とした気持ちを抱えたままの人間がいるってだけで"ああ、生きてていいんだな"って許された気持ちにもなる。
印藤勢というタイトルの漫画を一年で一冊とすれば今月で34巻になる。単行本一冊に10話収録されてるとしたら340回ものストーリーが存在する訳だ。
主人公であり、作者であり、読者である俺は誰かに迷惑をかけながらもなんとか生きてる。重圧から全力で走るように続ける逃走の先はまた闘いだった、きっとそんなストーリーだ。
まるで"お前は幸せになってはいけない。その代わり最高のドラマをやろう"と言われた気分だ。
もちろんBGMも自分で作る。
それがセイウィズマスターオブラムなのかもしれない。
完結も読破も許されない。まだまだ未来はある。さあ、ページをめくって。