ゆめにっき

夜明け前、セピア色のあぜ道を歩いている

友人三人と駆け込んだ洋服の建物

追いかけてくる高級車の男

心当たりはない

鍵をかけたドアをガチャガチャさせたあと

しばらくして換気扇が外れる音がする

室内にいる恐怖を味わった。

室内とは牢獄なんだな

安全な場所なんて何処にもない

ずっとセピア色の夢だった。