2016年11月28日月曜日

たられば、を勝ち取るイメージ。

中学のとき、親父の手伝い(サンダル屋)で行った東急のCD売り場で
Run-DMCを買おうか迷っていたことを覚えている。

価格も1,000円だった。ベスト盤、ジャケの雰囲気も覚えている。ブートかもしれないが。

結局、僕は買わなかったわけだが
それは確か僕が転校生の深澤くんに出会いHM/HRを教えて貰う前の話しだから

もしかしたら、あのRun-DMCの怪しいベストを購入していたら今頃、ラッパーになっていたかもしれない(笑)

世の中はパラレルワールドの連続で、そういうことが度々ある。

しかし、「その道を選択しなかったこと」を明確に覚えていることは稀だ。

"「その道を選択しなかった」という選択"

が後々、活きてくることもあるから不思議だ。

"理想は現実に変えられる"

と旧友が歌っているが

僕はハッとさせられた。

当たり前のことだけど、

"現実を生きている中で理想に出会う"

インスピレーションも掲示も閃きも

そういった類いの全ては

現実を生きているから。

そこにセンターラインはないと信じたい

現実の中に夢を見て

夢の中に現実的な暮らしを求めている

僕はそれを笑わない

その人の夢は

その人の現実そのもので

その人の横顔そのものだ。

たくさんの選択をして

10のうち9が失敗でも

最後の1の為に全てを吐き出す覚悟があるなら

握り返してくれる手や縁は

自分にとって勝ち取ったものになる。

勝ち誇らなければずっと挑戦者でいられる。